「楽舎」は、認知症により自立が困難になったご利用者たちが、スタッフと共に生活する家庭的な環境の中で、安らぎと喜びを感じられる日々を送られ、安心して快適に暮らせる共同生活の場です。
「高齢化の進行が顕著な一方で、必ずしも、「認知症」に対する正しい知識と理解が深まっているとは言えません。
自分の親を「痴呆」や「ボケ老人」として扱い、人間としての尊厳さえ否定する例も数多く見られます。
家族だけで認知症の高齢者をケアすることには様々な困難を伴い、時として、親子や家族の絆がもつれて、「生み育ててくれてありがとう」という感謝すら、憎しみに変質させてしまうこともあります。
私たちが支援することで、たとえ、一瞬であっても、命の絆で結ばれた関係者の皆さんに、心からの笑顔を取り戻していただけたらと、利用者の皆さんが、安心して、明るく、元気に暮らせるような「命を愛する介護」をめざして、私とスタッフが「命を輝かせて」頑張っている毎日です。
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